電子ペーパータグまたはバーコード付きコンテナの採用により、ピッキング作業における紙の伝票を不要としました。弊社が手掛けてきた物流現場のデジタル化をベースとして、
★ペーパーレス環境に貢献します。
★伝票は自動的に割り当てられますので面倒な前工程(伝票の仕分けや配布)が無くなります。
★一日の全カートの走行距離が最も少なくなるように個々のカートへの伝票分配を最適化しました。
ピッキングカートの電源を入れるとすぐに作業が開始でき、面倒な前準備は要りません。商品をピッキングして投入する間口と電子ペーパータグが自動的に対応付けられて、紙ベースの作業よりもミスを防止する構造になっています。
以下手順は標準的な例題であり、お客様の環境に合わせたシステムでご利用いただけます。
伝票登録ーーー>
ピッキングーーー>
ピッキング終了:払い出し
複数の伝票を複数のカートで分配してピッキングする場合、伝票の組み合わせによって走行距離は大きく変わってきます。弊社システムでは、1日分の出庫指示伝票(ピッキングリスト)の組み合わせを解析することによって、全カートの合計走行距離の少ない組み合わせを採用しております。
簡単な例題: A,B,C,D 4枚の伝票が下図のようにピッキング場所が指定されていた場合、この4枚の伝票を2枚ずつ2台のカートで分けてピッキングする場合の走行距離の違いを計測してみます。
4伝票を2台のカートでピッキングという簡単な組み合わせですが、下記3パターンのように組み合わせによって明らかな違いが出ることがわかります。
弊社システムでは、1日分の出庫指示伝票(ピッキングリスト)の組み合わせを解析することによって、全カートの合計走行距離の少ない組み合わせを採用しております。
組み合わせの最適解を求めるには非常に大きな計算時間を要しますが、弊社が独自開発した経路探索技術をベースにしており、最適分配システムを実用レベルのものにしております。