ピッキング精度の向上は、物流品質の確保に直結します。
ピッキングミスの要因は、作業者の問題以外に作業環境や運用システムの問題も見逃してはいけません。
当社は、デジタル表示機器や照合機能を備えたピッキング支援機器の開発を通じて、作業者の判断負荷を軽減し、ヒューマンエラーの抑制を図っています。
また、WMS(倉庫管理システム)との連携を前提とした設計思想に基づき、リアルタイムで正確な作業指示を行うことで、ミスを起こせないオペレーション環境を提供しています。
①人手を介さないオーダーデータ連携
②考えさせないオペレーション環境(場所と商品と個数の指定を大きな文字で、誰でも間違えない)
③商品の取り違え・入れ間違え・個数の間違え、これらの3大ミスもシステムが徹底監視
これらの取り組みを詳しく見ていきましょう。
基幹システムやWMS(倉庫管理システム)とのデータ連携は、ピッキング作業のための仕分け作業や伝票フォーマットの形式合わせ込みなどに、プログラム作成を行ったり人手による分類作業を伴ったり、いろいろなミスを起こす要因が存在します。これらのピッキング前処理をすべて自動化して人手を介さない仕組みを構築することがミス撲滅の第一歩と考えています。
B-STORMでは、基幹システムとピッカーとの間に「管理サーバー」を置くことによって、
・日々のオーダーバッチデータを自動的に受け取り、
・基幹システムのフォームから、ピッキングのためのフォームへの自動変換、
・更に、お客様特有の「仕分け作業」、
・ピッカーに知らせる特有のメッセージデータの挿入、
※仕分け作業やメッセージ挿入に関しましてはカスタマイズにて承っております。
これらの処理をすべて自動で行わせるようにしております。
ピッキングを行う場合、紙のオーダー伝票を持って、1品1品倉庫内を歩き回ってピッキングを行います。印刷の仕方によっては文字が小さくて、しかも行間が狭くて隣の商品と間違って読んでしまう場合もあります。
B-STORMでは、大きな画面を持ったタブレットをピッカーとして採用しております。大きな画面の中に、次にピッキングする商品情報を1品だけ表示させています。
倉庫のどこに行って、
どの商品を、
何個取り出す、
これがピッキングの基本と考えています。
これを間違えないための工夫をいたるところに入れ込んでおります。
しかし、お客様によっては上記の3項目ではなく、「商品コード」であったり、「賞味期限」であったり、ピッカーが注意すべきチェック項目が様々です。
どのような場合でも大きなタブレット画面にこだわっているB-STORMのピッカーであれば、どのようなカスタマイズにも応じることができるのです。
最も多いピッキングミスが「商品が間違っている」「個数を間違えている」と言われていますが、最近の「マルチピッキング」では「商品の入れ間違え」つまり、別オーダーのところに商品を置いてしまった、という間違いが多くなっています。これらはすべて検品工程で見つかるものですが、完全にはなくすことができておりません。
B-STORMの取り組みとしては、
オペレーション画面の工夫、
バーコードリーダーの採用、
伝票に対応する表示器の採用、
注意喚起のための音声ガイダンス、
大量の商品を重さで判定する重量検品システム、
光るRFID「PS-10」による、光って導くピッキングシステム、
などの採用を積極的にすすめ、検品工程を無くせるピッキングマシンを目指しております。